2008年01月22日

下水処理の仕組みを知ろう

現在日本の下水道普及率は約70%となっています。
下水道が整備されていない地域では、排水がそのまま河川に流されてしまいますが、下水道が普及している地域なら環境への負担は大きく軽減される事になります。
その仕組みを見ていきましょう。

■下水処理の仕組み
下水処理と言うと薬剤か何かで汚水を処理しているイメージを持たれている方も居るかもしれません。しかし実際には「微生物が汚濁成分を分解・摂取する」事で汚れた水をきれいにしています。

処理された汚れや微生物の死骸などは「汚泥」という形で底に沈殿するので、浄化されたきれいな上澄みを川に放流します。底にたまった汚泥は定期的に取りだし処分しています。

■合流式と分流式
下水道には雨水と汚水をまとめて集める「合流式」と、分けて集める「分流式」があります。
合流式は整備コストの安さから初期には多く採用されましたが、雨天時には大量の水が下水処理場に流れ込み、未処理のまま汚水が放流されるという問題点を持っています。
豪雨時には、それまで配管に残っていた油の塊(オイルボール)や、溶け切れずに残ったティッシュペーパーなどが大量に海に流れ出る事もあります。

この為、現在では分流式への変換が行われていますが、分流式にも注意すべき点があります。
それは雨水管を通った水は下水処理されずに川や海に流されると言う事です。雨水だけなら問題無いのですが、家の前の道路で洗車したり、ベランダで洗濯した場合、これらの排水は雨水管を通って、そのまま河川に流されてしまいます。

まず、お住まいの地域の下水道が整備されているか、されているならそれは「合流式」か「分流式」かを知っておく事が大切です。



posted by spotty at 10:44 | 河川の汚染


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