2008年01月20日

生活排水の内訳

河川の汚染原因の主因となってしまった生活排水。
いったい何処から、どんな物が流されているのでしょうか?

生活排水とは、台所やトイレ、風呂、洗濯などの日常生活から出る排水の事です。その内訳は以下のようになっています。(※1人が1日に出す量の内訳)

−−台所風呂洗濯トイレその他
水の使用量60リットル(24%60リットル(24%)60リットル(24%)50リットル(20%)20リットル(8%)
汚れの量(BOD※)20g(40%11g(22%)5g(10%)13g(26%)1g
(2%)
(出典:東京都環境局自然環境部「とりもどそうわたしたちの川を海を」)

お分かりでしょうか?
排水量全体としてはそれ程の偏りが無いにもかかわらず、台所からの汚れの量(BOD※)が極端に多くなっています。

実は私たちが食べたり飲んだりする物にはたくさんの有機物が含まれています。
例えば、米のとぎ汁1リットルを流したとき、600リットル(600倍)の水で薄めないと魚が棲める水質にはなりません。
牛乳は1万5000倍、てんぷら油は20万倍です。マヨネーズにいたっては、何と24万倍の水が必要です。

下水道の普及していない地域では、これらの有機物が川や海に流れ込み、汚染の原因となってしまうのです。

※BOD
BOD(生物化学的酸素要求量)は、微生物が水中の有機物を食べるときに必要な酸素の量で、有機物の汚れの度合いを表すものです。数字が大きいほど汚れていることを示し、魚が棲息できるBOD濃度は5mg/L以下、悪臭が発生し始める濃度は10mg/Lといわれています。




posted by spotty at 11:24 | 河川の汚染


↑ ページの先頭へ | ↑ サイトTOPへ